炎症を起こしやすく(
虫垂炎)、穿孔して
腹膜炎に至ることがある。かつては生理機能がないと考えられ、
虫垂炎を予防するために異常所見がなくても切除されることがあった。ところが、後に虫垂はリンパ組織の一つとして
扁桃などと同様に、胃腸の
免疫機能に大きく関与しているとの見方(科学的に実証されたわけではなく、まだ研究段階ではある)があり、異常がなければ温存し、虫垂炎であっても健康なリスクのない成人で炎症が軽度であれば抗生物質投与など保存的治療で完了することも増えた。ただし現状、虫垂炎の治療は切除が原則であり、手術の遅れによる重症化、死亡は大きな脅威である。