同地の
屈家嶺文化を継承した石家河文化は屈家嶺文化と同一とみなす場合もあるが、
環濠集落から発展して大規模な
城郭都市が築かれており、都城を築いた時点で屈家嶺文化からは区別されている。屈家嶺文化の特徴的な遺物である彩色
紡錘車(spindle-whorls)をも継承している。灰陶などの
陶器や陶製の人物像(塑像)、
ヒスイの玉製品も、より発達した製法で引き継がれた。また
銅鉱石や銅製品も石家河文化の遺跡から発見されている。
標式遺跡である石家河遺跡は、湖北省の省直轄市
天門市の石家河で発見された。遺跡の上層部は屈家嶺文化に属している。石家河遺跡は120万平方mの広さを持つ都城で、周囲は堀と
版築でできた城壁で囲まれており、その形状はほぼ正方形で南北は1.3km、東西は1.1kmほどであった。この地域の中心都市だったと推測できる。また集落も楕円形や方形の環濠集落へと拡張された時代であった。