乾燥や寒さに対しては、葉を小さくしたり厚くしたりする事で抵抗する事が出来る。そうやって対抗できるうちはいいが、それでも間に合わない場合には、つらい時期には葉を捨てる事で対応する。葉の使用期間は短くなるが、都合のいい時期だけに葉を広げるならば、葉を厚くしたりする工夫は少なくてすむ。
暖温帯で、樹木が落葉せずにやって行ける地域には二つの型がある。一つは、地中海周辺に代表される、夏に雨の少ない気候で、ここでは、冬に葉を落とす必要はないものの、夏が厳しい条件なので、葉は小さく硬く、樹木の背はあまり高くなれない。この森林を
硬葉樹林と言う。もう一つは、日本に見られるもので、夏に雨の多い地域に出現する、
照葉樹林である。