流れの中心は
太平洋と
インド洋では
南緯50度、
大西洋では60度付近にある。流速は0.5
ノット以上にはならないようだが、流幅が広く、しかも厚さが3000m以上であるため、流量は毎秒およそ1億
トンにも達する莫大な量となっている。流路は海陸の分布や海底地形の影響を受けて多少変化する。すなわち、
南アンチール列島、
大西洋中央海嶺の南端、インド洋の
ケルゲレン海嶺、
南太平洋海嶺の末端など海底の浅いところでは流向が北側に曲がり、これらを乗り越えると南側に曲がる。なお、この東向流の内側南極大陸沿海には西向きの極流があるといわれている。