鎌倉時代および
南北朝時代の
史料編纂に従事し、
日本法制史研究に新生面を開いた。日本法制史・日本中世史より更に社会経済史・明治史などにも研究領域を広げ、精密な史料考証と新史料の博捜により、独特な史論を展開した。京大国史学の基礎を築き、また古文書等の収集に努めた。『法制史の研究』(本書によって
帝国学士院恩賜賞受賞)収載の古代親族法・家族法、『続法制史の研究』収載の明法家と
検非違使、
延久の
荘園記録所、『日本史の研究』所収の古代-中世過渡期など、
平安時代を扱った優れた史論を残した。『日本史の研究』2冊、及び『鎌倉時代史』を主体に、主要な論考が近年『日本史の研究』(1919年 - 1925年)全7巻として纏められた。