特に
IBM PC/AT互換機に使用する
ビデオカードにおいて用いられる、映像信号処理用DACをRAMDACと呼ぶ。Color Lookup Translation(CLUT)を行う為の792バイトの
メモリを持ち、インデクスカラー256色を最大1680万色のいずれかに変換する(パレット変換)機能を持つ。インデクスカラーによる表示は主にゲームに使われたが、
Windowsと
DirectXの普及により使われなくなった。しかし、CLUTの機能は表示のブライトネス・コントラスト・γ補正に技術的に転用が容易であった事から、現在の市販されているビデオカードはCLUTに加え各チャンネルごとの発色特性を補正できるRAMDACを搭載している。
CDプレーヤーや
SACDプレーヤー、
PC等のデジタル機器の内部でDA変換を行うと、その産物である音にノイズが乗りやすいとされる。このため、DAC変換を別のコンポーネントに担当させることがある。この機器をその機能から
DAC、外部DACと通称する。機器からDACへの信号の転送には
S/PDIFが多く用いられる。高級機では信号の
ジッタ(時間軸のわずかな揺れ)の影響を排するために
IEEE 1394で接続したり、さらなる高精度を用いる場合にはS/PDIF同軸ケーブルで接続された機器同士で、
クロックを同期させる機構を併用したり外部クロックジェネレータを利用する場合もある。なお、内部のDACを用いずに専らデジタルデータの送出のみに利用されるプレーヤーは
トランスポートと呼ばれる。