かつては最初の四肢動物といわれていたが、現在では、より古い時代のより始原的な形質を示すものとして
オブルチェヴィクティスや
エルギネルペトンといった種の存在が明らかとなっている。イクチオステガの化石は
グリーンランドで発見された。彼らが生息していた当時のグリーンランドは、赤道直下付近に位置していたと考えられている。
体長約1-1.5メートル。
アカントステガに比して、より魚類に近い
頭骨を持つものの、
肢帯・
四肢・
脊椎はより頑丈であり、陸上生活に比較的向いていた。また、重力から内臓を守るために
肋骨がかなり発達していた。しかし、その造りの頑丈さゆえに体が重すぎること、尾に
肉鰭類のような
鰭を持っていること、後肢の先端には7本もの指があること(前肢の指の数は分かっていない)などを根拠に、陸上を歩くのには適していないとし、ほとんどの時間を水中で過ごしていたと考えられる。陸生
脊椎動物の祖先といわれているが、最近では「直接的な繋がりは無い」との異論も唱えられている。