「アロサウルス」という名称は
分類学的には
属名と
科名(上科を含む)に現れるが、特に断りがない場合は属名を示す(ちなみに
アルファベットでの綴りは科名がAllosauridae、上科名がAllosauroidea)。 いわゆる恐竜の中でも
竜盤目・
獣脚亜目(以下、獣脚類)・
テタヌラ下目・
カルノサウルス類のアロサウルス科に属し、マーシュの命名した最も著名な
種は
アロサウルス・フラギリス(
A. fragilis、
ラテン語で”脆いもの”の意)である。この他にもアロサウルス科には数種が属するとされるが、分類の妥当性に関して議論中のものが多く、正確な数は一概には言えない。アロサウルスの化石の多くは
北アメリカ大陸の
モリソン層()産だが、
ヨーロッパ大陸の
ポルトガルからも産出しており、またアロサウルスの一種である可能性のある化石が
アフリカ大陸の
タンザニアでも発見されている。なお
20世紀には
アントロデムス (
Antrodemus ) という学名で呼ばれた時期もあったが、
クリーブランド・ロイド発掘地()で発見された大量の化石の研究により、アロサウルスの学名が妥当であることが認められ、著名な恐竜の一つとして一般に膾炙することになった。